胃内視鏡検査(胃カメラ)
こんな症状はありませんか?
- みぞおちが痛い
- 黒の便がでる
- 食後しばらくたってから胃が痛む
- 空腹時に胃の上部が痛む
このような症状がある場合には、すぐに内視鏡検査をする必要があります。
こんな病気が考えられます
- 胃炎
- 慢性胃炎
- ピロリ菌が原因による胃炎
- 十二指腸潰瘍
- 胃潰瘍
- 早期胃がん
レーザー内視鏡を使って精密な検査を行います
ご高齢になるにつれ、胃がんやポリープなど胃の炎症が起こる可能性が高くなります。
早期発見をするには、胃内視鏡検査(胃カメラ)で診断することが不可欠です。
当院では解像度の高いレーザー内視鏡を使うことで、微細で確認することのできなかった胃の中の病変や病質を確認でき、より精密で正確な検査を行うことができるようになりました。
また、咽頭がん、声帯がん、食道がんも、レーザー内視鏡を使いマーカーで色調を変えることにより、早期の段階で発見できます。
レーザー内視鏡検査を使用すれば、胃がんのリスクが高いピロリ菌の検査も当時に行うことも可能です。
苦しくない・痛みの少ない経鼻内視鏡検査を行います
当院では胃内視鏡検査(胃カメラ)を気軽に受けていただけるように、舌にあたらず吐き気の少ない経鼻内視鏡検査を行っております。
胃内視鏡検査の経験歴20年以上、年間500例以上行う経験値の高い医師が担当しておりますので、安心して検査を受けていただくことができます。
検査方法
- 4.9ミリのカテーテルを入れ、次に5.3ミリのカテーテル、最後は5.9ミリのカテーテルと段階を経てカテーテルを入れます。患者さんの苦痛と痛みが軽減するように注意をしながら行います。
- 麻酔を使用するので痛みはありません。
- 検査が終わった後、もしくは検査中に、モニターを見ながら体の内部をきちんと説明します。
※経鼻内視鏡検査の他に経口内視鏡検査も可能です。ご希望の方は事前に相談下さい。
検査料金 | 4,000円〜10,000円前後(税抜) |
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手術料金 | 20,000円以内(税抜) |
麻酔科の専門医が行います
当院の院長は、麻酔科の資格をもっている専門医でもあります。
麻酔科医として15年以上の経験があり、かつ全身麻酔も6,000〜7,000例以上の豊富な実績があります。
経鼻内視鏡検査には麻酔を使用いたしますが、麻酔の使い方を習熟しているので、体にかかる負担が軽減されるのはもちろん、何かあった場合も確実に対応できるので安心です。
ヘリバクターピロリ菌の検査で胃がんのリスクを抑えます
当院では、胃内視鏡検査(胃カメラ)の検査の際に、ピロリ菌の検査を受けていただくことができます。ピロリ菌検査の結果が陽性の場合、胃がんは陰性の場合に比べ7倍の発生リスクがあることがわかっています。陽性の場合は、除菌をすることで胃がんのリスクを下げられます。
慢性胃炎や胃痛などの症状のある方は特に、ピロリ菌の検査も合わせて行うことをおすすめします。
ピロリ菌について
ピロリ菌とは
ピロリ菌が長い間胃の中に住みつくことで、慢性胃炎や萎縮性胃炎を引き起こします。また慢性的に胃炎が続くと、胃がんや十二指腸潰瘍の原因となることもあります。
ピロリ菌の検査について
ピロリ菌の検査の種類はいくつかありますが、当院では呼気テストと生検法でピロリ菌検査を行っております。
それぞれの特性を考えて、患者さんの身体の状況に合った検査方法で診断をしています。
ピロリ菌検査が陽性の場合のリスクとは
ピロリ菌検査が陽性の人は、70歳までに15%が胃がんにかかるとの報告があります。また、胃がんの人の約95%が、ピロリ菌に感染していると言われています。
感染経路
ピロリ菌は、井戸水や沢の水を飲んだことのある方に多く見られます。
ピロリ菌の感染経路は、感染者の糞便が地下水に入り、その地下水を含んだ井戸水などを飲んで感染、また感染者の唾液から感染することがわかっています。
そのため、井戸水を使用しているご家庭や、旅行先などで井戸水や沢の水を飲む機会がある方は、注意が必要です。
大人になってからの食生活で感染することはあまりありませんが、免疫機能が低い幼児期の母親からの口移しや、幼稚園や保育園などの嘔吐物に多く存在し、ピロリ菌に感染した手で食べ物を触り、それが口に入った場合などに感染が考えられます。
また、ピロリ菌は免疫力の弱い10歳までに、95%が感染すると言われています。
ピロリ菌の再検査の必要性
ピロリ菌の検査結果が陽性の方は、もちろん除菌治療が必要ですが、50歳以上になると、除菌をしても胃がんになる可能性が高くなります。
感染期間や慢性胃炎期間が長いと、胃がんになるリスクが高くなります。特に50歳以上の方は、除菌に成功していても、年に一度は内視鏡検査を受けていただくことが重要となります。
院長からのメッセージ
胃がんは、症状が出たときには進行している可能性があるので、胃内視鏡検査(胃カメラ)は特に重要になってきます。
早期に発見することができれば、早い段階で治療が可能となります。また胃がんの原因とされるピロリ菌の検査を行うことにより、胃がんのリクスを抑えることもできます。
「痛い」イメージが大きい胃内視鏡検査(胃カメラ)ですが、当院では違和感が少なく、より精密な検査が1回で行えるように、レーザー内視鏡を使った経鼻内視鏡検査を行っております。
ピロリ菌の除菌治療を行っていても、胃がんは再発する可能性が高いので、気になる症状がある場合は早急に、また50歳以上になったら1年に一度は、内視鏡検査を受けていただくことをおすすめします。
当院の日帰り胃瘻手術について
当院の日帰り胃瘻(いろう)手術について
当院では内視鏡による日帰り胃婁造設が可能です。
のべ500例の胃瘻を増設した、実績のある熟練した医師が手術いたします。
安全に行うことができますので、ご相談ください。
また、他医院で増設した胃瘻の交換や、セカンドオピニオンにも対応しております。
胃瘻について何かございましたら、お気軽にご相談下さい。